中学受験コース

算数

学芸大竹早中学の算数は、過去問の傾向から見ると全体的に標準的な問題ですが、やや思考力が必要とされる出題もありますし、試験時間が30分と短いために、素早く判断し正確に解く力が必要となります。

単元ごとに見ると、数の性質、規則性の問題、グラフなどの作図はよく出題されますので、これらの分野別に対策をしていく必要があります。
平面・立体の問題については、手間がかかっても、できるだけ正確な図を自分で書くことで、わかりやすくすることが回答への近道です。

試験時間が短いことで、焦ってしまうと取り返しのつかないことになり、他の受験生と大きく差がついてしまいます。過去問や問題集を解く際には、時間制限を設けることで、決まった時間に手際よく解答する練習を積みましょう。時間が少なくなってきても落ち着いて対処する癖がつけばしめたものです。

国語

学芸大竹早中学の国語は、例年、物語文、説明文、物語風随筆の読解３題であり、比較的平易な文章で、難しい設問もなく、記述式についても30字のものが１問だけとなっています。
物語文については、文章のどの部分に場面や人物の心情が述べられているかを、考えながら読み進めていくとよいでしょう。
説明文については、文脈や細部の表現にも注意し、段落ごとに作者は何を言いたいのかを把握するようにしましょう。過去問や問題集を解く際に、字数制限を設けて段落ごとの要約や文章全体の要約を、簡潔にまとめる練習をすることで、説明文の問題への対策になります。
随筆については、苦手な受験生も多いのですが、苦手意識を克服するためには、随筆に重点をおいた参考書を使って、短期集中的に取り組むとよいでしょう。描かれている場面を的確に把握して、すばやく解答を作成することを心掛けてください。

理科

学芸大竹早中学の理科は、各分野からまんべんなく出題されています。
選択問題が多く正確な知識が必要とされますが、問題数が多いために、焦ってしまったり、ケアレスミスをすることも多くなるのです。確実に正解を選ぶためには、間違っている選択肢に×などの印を付けて、後で確認することができるようにしておくとよいでしょう。
過去問や問題集に当たるときは、時間制限を設けることで、解答のペースをつかむようにしてください。

社会

学芸大竹早中学の社会は、理科同様に選択問題が多く、基礎的な知識があれば解ける問題が多いので、まずは教科書を完璧にマスターすることが早道です。その上で、一つの参考書に絞って取り組むことで、教科書の知識を確実に定着させましょう。
図表の問題では、図表の中にある特徴をつかむことを意識し、持っている知識を用いて図表を分析することで、正解を得ることができます。